こんにちは!カラダ塾、三山真輝です。
はじめましての方はコチラ(自己紹介)をご覧ください。
皆様貧血を経験したことはありますか?
私はあります。
東京に上京してきて2年目位に、献血に行った時貧血で断られた事があります。
ちなみに当時は栄養の知識なんて全くなかったので、
【貧血だなんて私かよわい…】位に思っていました。笑
その当時はお金に苦労をしたので、なるべく食費にお金をかけたくなくて、結構、粗末な物を食べていたのを覚えています。(ダンスまっしぐらでダンスには沢山投資はしていましたが)
ちなみに
【生理がある世代の女性はそれだけで貧血リスク】があります。
なぜかと言うと毎月生理で血液を失う訳ですからね。
そして、妊娠中や授乳中の方、成長期のお子さんも実は貧血リスクがあります。
生理がある世代の方からすると結構身近な貧血ですが、貧血から起こる不調は様々な所に潜みますので出来るだけ放置せずに早めに対処をしたい所でございます。
あ、でも閉経された世代の方でも貧血の方が結構多いです。つまり全女性知って頂きたいって訳なんです。
上記の画像でもありますが、
貧血は赤血球やヘモグロビンの数値から見て、貧血があるかどうかを見る事が多いです。
ですが、一般の検査項目にはあまりないフェリチン値も検査したい所です。
貧血の時に見る代表的な項目
ここで少しだけ検査項目を解説すると
○赤血球
血液中の赤血球の数を指します。少ないと貧血とみなされる事が一般的にあります。
赤血球は血液の中で酸素を運ぶ仕事をしています。いわば運送屋。
赤血球が少ないという事は全身に酸素を運ぶ力が弱いのでエネルギー不足になりやすいです。
赤血球はいつでも使えるお財布の中のお金に例えられる事が多いです。
○ヘモグロビン
ヘモグロビンは赤血球の中に含まれているタンパク質。少ない時は貧血やタンパク質不足も考えられます。
名前の由来ですが【ヘム】と【グロビン】からできているのでヘモグロビンを呼びます。
ちなみに血液が赤いのは【ヘム】が色素を持っているからなんですね。
○フェリチン
貯蔵鉄。いわば銀行に貯金している鉄を指します。鉄が余った時にはフェリチンとして貯蔵されます。
ちなみに一般の健康診断の項目には付いていない事がありますので、
有料になりますが、オプションで付けて健康診断を受けてみると良いかと思います。
オプションで付ける事が多い項目なので、体調が悪いけど原因がわからない…と見落とされやすい項目です。
こんなイメージから
赤血球はお財布の中のいつでも使えるお金(鉄)
フェリチンは銀行の中に貯金しているお金(鉄)
と言う風に例えられる事も多く、どっちも大切な鉄分ですから、それなりに貯まっていて欲しいのが本音です。(余談ですが高すぎてもNGです。なのでむやみやらに鉄のサプリメントを取るのもNG.その話はまた今度しますね)
ちなみに貧血になると、フラフラする、立ち眩みがするというイメージがついてまわりますが
実はそれだけではありません。
貧血の代表的な症状
貧血からくる様々な症状は実は結構ありまして、あれもこれも貧血が原因だったのか!と意外な物もあります。
例えば
○慢性疲労
○メンタル的な不調(イライラや落ち込み)
○頭痛、肩こり、耳鳴り、冷え性
○生理痛、生理前の不調
○あざができやすい
○硬い物が噛みたくなる(爪、氷、飴、鉛筆など)
結構多くないですか?ちなみに献血で貧血と言われた私は上記すべて当てはまっていました(;^_^A
まだ24才位だったんですがね、しょっちゅうイライラして、疲れていて、怒っていましたし、氷もガリガリ噛んでました。
ちなみに子供の頃は鉛筆も爪もよく噛んでいたので、子供の頃から貧血があったんだろうなと今となっては思っています。
もちろん上記の症状がすべて貧血だけが原因で起こっている訳ではないので、可能性の話ですが
貧血は意外と身近なものですので、是非お早めにお食事を意識して頂きたい所です。
何からできる?貧血対策3つのポイント
貧血と一言で言っても、色んなタイプの方がいらっしゃるので、対策ももちろん異なってきます。
ただ、一番のポイントはやはりミネラルの一種である鉄分を摂取する事ですが、
鉄分は単体で摂取しても非常に吸収率が低いので食べ合わせが大切です。
例えば1つめのポイントは鉄の吸収率を高めてくれるビタミンCやクエン酸。
酸味のあるものは鉄の吸収率を上げてくれると覚えましょう。果物やお酢、梅干しなどもOK。
例えばひじきをマリネにする、梅干しと一緒に煮るのもOK!さっぱりして美味しそうですね。
2つ目はタンパク質。タンパク質も鉄の吸収率をアップさせる栄養です。
なので、たとえば赤身肉やレバー、砂肝などもオススメです。週に1,2回は赤身の物を食べてみて下さいね。
ちなみに鶏肉は鉄が殆ど含まれませんのでお気を付けて。
そして三つ目のポイントカフェインや炭酸はなるべく減らす事です。
カフェインや炭酸は鉄の吸収率を妨げる作用がありますので、貧血の方はなるべくノンカフェインの物や、炭酸は減らしてくださいね。
他にもよく噛む事や、リラックスしてご飯を食べる事も、鉄の消化吸収を高めてくれるので
出来ることからコツコツをやってみてくださいね。
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では、今日も健やかにお元気で!
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